正月の“しめ縄”1万円で購入を強要 47歳暴力団構成員の男を逮捕 みかじめ料として暴力団の資金源になっていたか
2025年02月18日(火) 15時48分 更新

北海道公安委員会から「再発防止命令」を受けていたのにもかかわらず、一般の男性に正月飾りのしめ縄の購入を要求したとして暴力団構成員の47歳の男が逮捕されました。
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律違反(再発防止命令違反)の疑いで逮捕されたのは、六代目山口組三代目弘道会二代目福島連合構成員の三浦昭三容疑者47歳です。
三浦容疑者は、去年4月から今年4月までの間、北海道公安委員会から営業を営む者に対して、物品の購入を要求することを禁ずる「再発防止命令」が出されていたにもかかわらず、去年12月、滝川市内の飲食店経営者などに対して、正月飾りのしめ縄の購入を要求した疑いがもたれています。
警察によりますと、三浦容疑者は去年1月、別件の恐喝事件で逮捕されていて、その後、公安委員会から再発防止命令が出されていました。
しめ縄は、1万円で販売されていて、警察の取り調べに対し、三浦容疑者は黙秘しているということです。
警察は、しめ縄の売上代金が、みかじめ料として暴力団の資金源になっていたとみて捜査しています。