火災で閉鎖されていた『模擬坑道』復旧工事完了…7年ぶりに一般公開へ スプリンクラーやガス検知器の設置で防火対策を強化 北海道夕張市
2025年04月07日(月) 18時35分 更新
6年前の火災で閉鎖されていた夕張市石炭博物館の『模擬坑道』が復旧工事を終え、7日、市民向けに公開されました。
夕張市石炭博物館のメイン施設である『模擬坑道』は、旧北炭夕張炭鉱の坑道の一部を見学用に整備したものです。
本物の石炭層が露出し、危険と隣り合わせの壮絶な採掘現場の様子を今に伝えています。
2019年4月に起きた火災で閉鎖されていましたが、このほど復旧工事が完了し、7日、市民に公開されました。
整備された坑道は、スプリンクラーやガス検知器が設置され、防火対策が強化されました。
訪れた市民
「きれいになってびっくりしました。すごいですね、昔の人たちって」
元炭鉱マンの市民
「懐かしいね。僕も炭鉱上がりだから。みんなに見てほしい」
『模擬坑道』の一般公開は、夕張市石炭博物館が今シーズンの営業を始める4月19日からです。