水道水から有害物質の“ベンゼン”漏出のガソリンスタンド運営する「ENEOS」と住民が和解、土壌洗浄と住民の健康診断を継続 北海道室蘭市
2024年10月30日(水) 12時08分 更新
北海道室蘭市のガソリンスタンドからガソリンが漏れて水道水からベンゼンが検出された問題で、運営会社が住民と和解が成立したことを市に報告しました。
この問題は2022年、室蘭市内のガソリンスタンドからガソリンが漏れ、近隣の水道水から有害物質のベンゼンが検出されたものです。
ガソリンスタンドを運営する「ENEOS」の山口敦治社長は29日、室蘭市長のもとを訪れ、住民と健康に関する補償を行うことで合意し、和解が成立したと報告しました。
室蘭ベンゼン被害者の会代表
「真摯にこれから、和解はしたが、個別対応があった際は迅速に対応してほしい」
「ENEOS」側は、土壌の浄化や住民の健康診断などを今後も続けるということです。