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震度7の“札幌直下型地震”を想定した総合防災訓練に市民ら1200人が参加 担架でけが人を運ぶ訓練や低い姿勢で頭を守るシェイクアウトなども体験

2024年09月11日(水) 18時38分 更新

札幌市は11日、直下型地震を想定した防災訓練を行い、市民ら約1200人が参加しました。



太田湧一朗記者
「震度7の体験です。つかまっていないと立っていられません」



この訓練は、災害に強いマチづくりと防災意識の向上のため、札幌市が毎年実施しているもので、今年は最大震度7の直下型地震を想定して行われました。

警察や消防などの関係機関と市民あわせて、約1200人が参加。



けがをして動けなくなった人を担架に乗せて運ぶ訓練や、低い体勢で頭を守る「シェイクアウト」を体験しました。



20代学生
「家で身を守れる場所がないと思った。いつ災害が起きても大丈夫なように、家の備えをしっかりしたい」

札幌市は「訓練を通して、万一の災害への備えを見直す機会としてほしい」としています。