大型商業施設で無差別殺傷事件が発生したら…訓練実施 買い物客を刃物で刺した男が店内で暴れている想定 北海道旭川市
2024年11月05日(火) 11時29分 更新
人出が増える年末を前に、北海道旭川市の大型商業施設で、無差別殺傷事件を想定した訓練が行われました。
店員
「大丈夫ですか」
5日朝、旭川市の「イオンモール旭川駅前」で行われた訓練は、エレベータの中で、買い物客を刃物で刺した男が店内で暴れているという想定です。
警備員や店員が、さすまたを使って男を店の外へ追い出し、駆け付けた警察官が身柄を確保します。
実際の営業時間中の訓練とあって、関係者はより緊張感を持って参加していました。
イオンモール旭川駅前 オペレーションマネージャー 成田俊介さん
「事件は突発的に急きょ起きるので、いつ起きても対応できるよう事前の準備、訓練をしていきたい」
6月には、大分県の商業施設で、買物客が男に刃物で刺され死亡する事件が起きていて、店では、訓練を通じて警戒を強めていく考えです。