「甘くみていた。すみません」 中国籍の21歳の男性 北海道羊蹄山の6合目付近 疲労で歩行困難に この時期にしては軽装
2024年11月24日(日) 18時59分 更新
24日、北海道後志地方にある標高1898メートルの羊蹄山で、登山をしていた中国籍の21歳の男性が疲労で歩けなくなり、警察と消防に救助されました。男性は病院に搬送されましたが、軽傷です。
救助されたのは、中国籍の21歳の男性です。
男性は24日午前7時ごろ、20代前半の男性と2人で倶知安町側の「ひらふコース」から羊蹄山を登り始めましたが、正午ごろ、6合目付近で疲労により歩けなくなり、みずから「疲れて動けなくなったので助けてください」と消防に通報しました。
通報を受けた警察と消防が捜索にあたり、男性はその後、道警のヘリコプターに発見され、凍傷の疑いで病院に搬送されましたが軽傷です。
警察によりますと、男性2人に登山経験はなく、おにぎりやチョコレートなどの食料は持っていましたが、この時期の登山としては軽装だったということです。男性は「甘くみていた。すみません」と話しているということです。