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首都圏で続く“緊縛強盗”札幌市豊平区の事件と手口が酷似…金づちを使う、粘着テープで縛る 実行犯の背後に指示グループの存在か

2024年10月18日(金) 20時53分 更新

首都圏で住人を縛って金品を奪う、緊縛強盗事件が相次いでいます。

10月、北海道札幌市で起きた強盗傷害事件も、金づちを使う、粘着テープで縛るなど手口が似ていて、近くの住民から不安の声があがっています。

堀内大輝記者
「現場の近くに来ています。とても静かな住宅街という印象です。ただ夜になると、このあたりは真っ暗になるということです。この通りには防犯カメラがあるような施設もありません」



事件は10月5日、この住宅街で起きました。

札幌市豊平区月寒西4条7丁目の住宅に、男が金づちのようなもので窓ガラスを破って侵入。

79歳の男性の手足を粘着テープで縛り、家の中を物色して何も取らずに逃げました。



縛られた男性は両手に軽いけがをしました。

近所の人
「(犯人は)札幌の人となのか、それすら分かってないんですよね…。組織があると思うがそういうのを早く解決してほしい」

首都圏では、8月下旬から10月17日までに、埼玉、千葉、神奈川、東京で十数件の強盗事件が起きていて、実行犯の背後に指示グループがいるとみられています。



札幌の事件の男は身長約175センチで、黒いフード付きジャンパーと黒っぽいズボン姿で、道警は男の行方を追うとともに、男に共謀した人物がいなかったかも含めて捜査しています。

北海道ニュース24