3人死傷火災 男性の死因は急性一酸化炭素中毒と判明…放火の可能性も視野に現場検証再開 北海道士別市
2025年03月26日(水) 16時41分 更新
25日、北海道士別市の住宅で親子とみられる3人が死傷した火事で、警察は放火の疑いを視野に、午後から現場検証を再開しています。
谷本洋 記者
「玄関から証拠物のようなものが次々と取り出されていきます」
士別市大通西14丁目の住宅地では、25日に木造2階建ての建物が全焼し、1階の寝室からこの家に住む80代とみられる男性の遺体が見つかったほか、75歳の妻と49歳の娘がやけどをして病院に運ばれました。
男性の死因は司法解剖の結果、急性一酸化炭素中毒と判明しました。
また、現場検証では、複数の灯油のポリタンクが見つかった玄関付近を中心に、火の燃え広がり方などを調べました。
警察は、火が出た原因について放火の可能性も視野に入れていて、当時の状況について、避難してけががなかった50代の息子からも話を聞いています。