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2019年の苫小牧死亡事故 団体職員の男性(63)に逆転無罪 札幌高裁が一審の実験に疑問を呈し、有罪判決を破棄

2025年03月19日(水) 12時26分 更新

 北海道苫小牧市で、車で女性をはねて死亡させたとして過失運転致死罪に問われた男性の裁判で、札幌高裁は、一審の有罪判決を破棄し、無罪判決を言い渡しました。

18日、無罪を言い渡されたのは安平町の団体職員、木林茂樹さん(63)です。

木林さんは、2019年、苫小牧市で道路を横断中の当時75歳の女性を車ではねて死亡させたとして、一審の札幌地裁が禁錮10か月、執行猶予2年の判決を言い渡し、控訴していました。





札幌高裁は、一審の実験に疑問を呈し、「被害者を視認可能であったとするには合理的な疑いが残る」と、18日、無罪判決を言い渡しました。

北海道ニュース24