留学目的で入国し退学した後もアルバイト続け…入管難民法違反容疑のネパール国籍の23歳男2人「法律を破っている」「悪いことだとわかっていた」
2025年03月07日(金) 10時48分 更新

留学目的で入国したネパール国籍の23歳の男2人が、今年1月から2月にかけて札幌市内で無許可でアルバイトをしたとして逮捕されました。
入管難民法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれもネパール国籍で23歳の男2人です。
警察によりますと、2人は、2022年に留学目的で入国し、専門学校に通いながら「資格外活動」の許可を得ていましたが、去年10月に専門学校を退学しました。
そして2人は、退学したことで「資格外活動」の許可を失っていたにもかかわらず、今年1月から2月までの間に、アルバイトを続けていた疑いが持たれています。
2人のうち1人はコンビニエンスストアで働いていて、別の事件で警察に事情を聞かれた際、「自分は働いている」と供述したことで容疑が発覚しました。
その後、同居していたもう1人も飲食店で働いていることが発覚し、2人は6日に逮捕されました。
コンビニで働いていた23歳の男は、取り調べに対し「まちがいない、法律を破っていることはわかっていた」と供述。
飲食店で働いていた23歳の男は「専門学校に行かずにアルバイトをして給料をもらうことは、悪いことだとわかっていた」と話し、2人とも容疑を認めているということです。
警察は、事件の経緯を詳しく調べています。