焼き肉店でノロウイルスによる集団食中毒 客11人に下痢、発熱、嘔吐などの症状 2日間の営業停止命令 北海道士別市
2025年03月13日(木) 09時26分 更新

ノロウイルス
北海道士別市にある飲食店で、提供された焼き肉などを食べた客11人が食中毒になっていたことがわかりました。
集団食中毒があったのは、士別市大通東17丁目の焼き肉店「炭火焼肉いち」です。
名寄保健所によりますと、2月28日、3月1日、4日に焼き肉店を利用した客3団体16人のうち11人に下痢、発熱、嘔吐などの症状が現われたということです。
保健所が検査したところ、客10人と調理を担当した従業員4人の便から、ノロウイルスが検出されたため、食中毒と断定しました。
客11人のうち8人は通院していますが、全員、回復傾向にあるということです。
この焼き肉店で提供されたのは、焼肉(セセリ、タン、カルビ、生ラム、ホルモンなど)、ソーセージ、サンチュ、大根サラダ、ごはん、冷麺、わかめスープ、チヂミ、キンパなどでした。
今回の集団食中毒を受け、名寄保健所は、この焼き肉店に対し、12日・13日の2日間の営業停止命令を出し、店内の清掃消毒の徹底、従業員の衛生教育、衛生管理計画などの検証を指示しました。