「安倍やめろ!」ヤジ排除問題で報告集会 原告「警察の排除で、むしろ何万倍にも拡散」 北海道札幌市
2024年11月17日(日) 17時45分 更新
Nスタで放送
道警によるヤジ排除問題で、道を相手取り訴訟を起こした原告らが、最終報告集会を開きました。
この問題は2019年の参院選で、当時の安倍総理にヤジを飛ばした市民2人を警察が排除したもので、8月に桃井希生さんの排除は違法だとする判決が確定しました。
札幌での集会では、原告の1人、大杉雅栄さんが裁判を振り返りました
原告・大杉雅栄さん
「警察がぼくたちを排除したことによって、むしろその声が何万倍にも拡散されていったというところは、ざまあ見ろとしか思わない」
また、集会に参加した憲法学者の木村草太さんは「表現の自由は、個人だけでなく社会を豊かにするもの。排除によって痛い目にあうと思うとみんなが表現行為をしなくなってしまう」と語りました。