発達した低気圧の影響で真冬に逆戻りの北海道 道東や十勝地方で大雪や吹雪 268校が臨時休校し、JRは125本運休…18日も警戒が必要
2025年03月17日(月) 17時40分 更新
春の陽気はどこへやら―。北海道は、真冬の景色となりました
発達した低気圧の影響で、雪と風が強まった3月17日の北海道内。
午後3時までの24時間降雪量は、北海道東部地方の中標津町で46センチを記録したのをはじめ、帯広でも29センチとなりました。
住民は朝早くから雪かきに追われました。
市民
「夕べ9時過ぎから夜10時過ぎまで(除雪)やって、朝4時に目覚ましかけて、ダメだ~と思ってね」
交通にも影響が出ています。釧路市内では路線バスが終日運休しています。
ナギーブ モスタファ記者
「釧路の人気スポット、幣舞橋です。この時間帯、本来であれば、通勤する人の姿も見られるんですが、現在ほとんど見当たりません」
またJRは、これまでに札幌と帯広や釧路を結ぶ特急など、列車125本が運休しています。
大学生
「地元の青森まで帰る予定でして、もう朝起きてびっくりしました。1日ずらして、あした帰ることに…」
空の便では、新千歳空港を発着する33便が欠航となりました。
また、北海道東部を中心に学校の休校も相次ぎ、あわせて268校が臨時休校となりました。
雪は、さらに降ります。
18日午後6時までに降る雪の量は、日本海側南部の多いところで40センチ、オホーツク海側で30センチの予想です。