子どもの“とっさの手当て”保護者が学ぶ「抵抗あるが、躊躇してはだめ」保育園で1歳男児窒息死事故を受け、日本赤十字社が実施
2024年12月20日(金) 16時12分 更新
札幌市の保育園で子どもが窒息した事故を受け、子どもの「とっさの手当て」を保護者が学ぶ講習会が開かれました。
この講習会は、10月、札幌市の保育園で1歳の男の子が給食をのどに詰まらせ死亡した事故を受け、日本赤十字社北海道支部が開いたものです。
赤十字幼児安全法指導員 藤田貴大さん
「(手のひらの下半分を使い)赤ちゃんの肩甲骨の辺りをたたく」
午前の講習には、乳幼児の保護者ら13人が参加し、赤ちゃんの人形を使って、のどに詰まった物を取り出す方法を体験しました。
1歳児の保護者
「いざ自分の子となると(強くたたくのは)抵抗があると思うが、ちゅうちょしてはだめだなと思った」
講習会は、今後も道内各地で予定され、日程は日本赤十字社北海道支部のホームページで確認できます。