「取り締まり中に衝突した」覆面パトカー、左前方から車線変更の乗用車に…合わせて４人けがで搬送、赤色灯＆サイレンで別のスピード違反車両を追跡中　北海道江別市の国道337号線

2024年07月12日(金) 13時13分 更新

乗用車と衝突した覆面パトカー（12日午後、江別市）

　12日午前、北海道江別市の国道で、覆面パトカーが前方を走行していた乗用車に衝突し、４人が救急搬送されました。全員、命に別状はありません。

　12日午前11時ごろ、江別市美原付近の国道337号線で、覆面パトカーの男性警察官から「取り締まり中にパトカーと車が衝突した」と通報がありました。

覆面パトカーと衝突した乗用車
　警察によりますと、覆面パトカーが60代の女性が運転していた前方の乗用車に衝突し、パトカーの20代と40代の男性警察官２人、乗用車の60代と70代の女性２人、合わせて４人が救急搬送されました。

現場の国道337号線は、片側２車線の直線
　４人は打撲や切り傷、擦り傷などを負っているものの、命に別状はありません。

乗用車と衝突した覆面パトカー
　現場は片側２車線の直線で、乗用車は運転席側がつぶれていて、左車線から車線変更した乗用車に後方の覆面パトカーが衝突したとみられています。

20代と40代の男性警察官２人けが
　覆面パトカーは北海道警察本部の交通機動隊の所属で、当時、衝突した乗用車とは別のスピード違反の車両を追跡中だったということです。

覆面パトカーと衝突した乗用車
　また、赤色灯を点灯させ、サイレンを鳴らして走行していました。

乗用車の60代と70代の女性２人けが
　今回の事故、追跡について交通機動隊は「調査中であるが、現時点で追跡行為は適切であったと考えている」とコメントしています。