「興味本位で使用してしまった…」24歳の自衛官、大麻使用で懲戒免職　部隊の抜き打ち検査で薬物反応　陸上自衛隊真駒内駐屯地

2024年09月26日(木) 17時01分 更新

24歳の男性陸士長が懲戒免職処分となった陸上自衛隊真駒内駐屯地（札幌市）

　2023年11月、２回にわたって札幌市内で大麻を使用したとして、陸上自衛隊真駒内駐屯地に勤務する第18普通科連隊の24歳の男性陸士長が懲戒免職処分となりました。

懲戒免職となったのは、札幌市の真駒内駐屯地に勤務する第18普通科連隊の24歳の男性陸士長です。

陸上自衛隊によりますと、この男性陸士長は、2023年11月15日と26日に、札幌市内において大麻を使用したということです。

部隊が抜き打ちで行っている薬物検査で、男性陸士長に薬物反応があったため、本人に聞き取り調査などをしたところ、大麻を使用していたことがわかりました。

発覚から約１年たった９月26日付で、陸上自衛隊は男性陸士長を懲戒免職処分にしました。

24歳の男性陸士長は、大麻の使用について「興味本位で使用してしまった。深く反省している」と話し認めているということです。

今回の処分について、第18普通科連隊長の上原直樹１等陸佐は「このような規則違反は自衛官及び社会人として絶対にあってはならないことであり、今後このような事案がないよう、今まで以上に隊員個々の服務指導を徹底し、事案の絶無を務める所存です」とコメントしています。