JR北海道に「改善指示」出す方針 保線管理室などへの立ち入り調査で「改善を要する事実が認められた」北海道運輸局
2025年03月31日(月) 13時41分 更新

国土交通省北海道運輸局は、貨物列車の接近中に線路に立ち入った問題について虚偽の報告をしていたなどとして、JR北海道に対し、31日、改善措置や再発防止策を講ずることを求める「改善指示」を出すことを発表しました。北海道運輸局
北海道運輸局によりますと、JR北海道は2024年11月、北海道砂川市のJR函館線砂川駅構内で、保線作業員が貨物列車が接近しているのにもかかわらず、線路に立ち入り、列車が非常停止させた上、虚偽の報告をしていたことが判明したということです。
また、2024年11月、北海道南部の森町のJR函館線で発生した貨物列車の脱線事故については、直後に、十分な安全確認がされていないにもかかわらず、反対側の線路に貨物列車を通過させるなど、「安全の根幹に関わる不適切な行動を繰り返し発生させていることも認められた」としています。北海道運輸局による保安監査(2月 JR北海道本社)
北海道運輸局は、2月から3月にかけて、JR北海道で相次いだ安全上のトラブルに対し、JR北海道本社や各地の保線管理室に立ち入り調査を行った結果、「改善を要する事実が認められた」として31日、JR北海道に対し「事業改善命令」に次ぐ重い行政指導となる「改善指示」を出すと発表しました。
31日午後2時に、JR北海道の綿貫泰之社長を北海道運輸局に呼び、指示する予定です。