北海道で今年初の20℃超 ぽかぽか陽気に「あったかくて眠たくなります」 定山渓では400匹の“こいのぼり”がお目見え
2025年04月10日(木) 16時26分 更新
10日は春を一気に通り越してまるで初夏のような1日となりました。
木村莉理 記者
「札幌ではコートも脱いでしまうほどの、ぽかぽか陽気となっています」
札幌市では、今年の最高気温を更新する17℃を観測しました。
また、北海道東部の別海町では21.1℃を記録し、道内で今年初めて20℃を超えました。
北海道付近が高気圧に覆われ、上空に暖かい空気が流れ込んだことで、5月並みの陽気となったところが多くなりました。
札幌市民
「すごいあったかくて眠たくなります」
「やっと春っぽい服を着れてうれしいです」
そんな中、温泉街では春の風物詩が…。
大西結衣 記者
「定山渓温泉です。こちらでは、こいのぼりも気持ちよさそうに泳いでいます」
豊平川の上空に、10日からお目見えした、大小あわせて400匹のこいのぼり。
このうち、約120匹は道内の一般家庭や職場から寄付されたものです。
定山渓を訪れた子ども
「(こいのぼり どうでしたか?)楽しかった」
スウェーデンから訪れた女性
「きれいですね。この自然の中にあるのがステキだと思います」
地元の観光協会によりますと、ゴールデンウイークの頃には、カラフルなこいのぼりと咲き始めたサクラ、芽吹いた新緑も加わり、一層彩り鮮やかになります。
こいのぼりは、5月11日まで定山渓温泉街の空を泳ぎます。