北海道の初任給平均は“21万6358円”来年春年卒業の就職活動解禁 学生は人間関係・社風・働きやすさを重視
2025年03月04日(火) 18時08分 更新
2026年春に卒業予定の大学生らの就職活動が3月1日に始まりました。札幌市では4日、大規模な就職説明会が始まりました。
採用担当者の説明が熱を帯びます。
4日、札幌市で始まった2026年春に卒業予定の大学3年生や大学院生などを対象にした説明会です。
3月1日、政府が定めた就活ルールで広報解禁されたのを受けて開かれました。
参加する企業は、4日、5日の2日間で北海道内外の337社。
学生は、2600人以上が訪れます。
少子化や人手不足を背景に若手人材は「売り手市場」。
このため、企業も優秀な人材を確保しようと初任給の引き上げをアピールします。
・マイナビ北海道・営業統括部 原雄一郎 統括部長
「コロナが起きて、物価高などで安定した環境で働きたい、一つの表れとして初任給に対しての注目度が上がってきていると捉えている」
マイナビによりますと、初任給の平均支給額は関東地区の「23万6146円」に対し北海道地区は「21万6358円」。
一方、学生たちの視点は、初任給だけではないようです。
・参加した学生
「人間関係や社風がどのような感じか聞いている」
「働きやすさ人間関係の築きやすさを中心に見ている」
この大規模就活説明会は、5日まで実施されるということです。