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気温上昇で凍結路面がさらに悪化…北海道内でスリップ事故相次ぐ 室蘭市で77歳女性、札幌市中央区で60代男性が死亡

2025年01月20日(月) 17時58分 更新

 気温が上昇した影響で凍結路面がさらに滑りやすくなった20日の北海道内では、スリップによる交通事故などが相次ぎ、2人が死亡しました。





室蘭市本輪西町5丁目の市道では、20日午前6時半ごろ、ショベルカーが停車中の新聞配達中の軽乗用車に衝突し、そのはずみで飛ばされた軽乗用車に、車を降りてそばにいた新聞配達員の阿部弘子さん77歳がひかれました。



阿部さんは、意識不明の状態で病院に運ばれ、まもなく死亡しました。



現場は、ショベルカーからみて下り坂で、路面は表面の氷がとけて滑りやすい状況でした。



警察は、ショベルカーが凍った坂道でスリップしたのが原因とみて、43歳の運転手を現行犯逮捕して調べています。



一方、札幌市中央区の国道230号線では、午前6時ごろ、道路を横断していた60代の男性がワゴン車にはねられ死亡しました。





現行犯逮捕されたワゴン車を運転していた水道設備業の61歳の男は「前を見ていなかった」と容疑を認めているということです。

現場近くには、押しボタン式の信号機があり、警察が当時の状況を調べています。

北海道ニュース24