【センバツ高校野球】準V経験の東海大札幌が23日初戦に挑む『左右のエース』で10年ぶり勝利目指す
2025年03月23日(日) 05時50分 更新

18日に開幕したセンバツ高校野球。
北海道地区代表の東海大札幌が23日に初戦に挑みます。
東海大札幌 山口聖夏(せな)主将(2年)
Q.チームのアピールポイントは?
A.「声と一体感です。いまの2年生がもとから元気があって、去年よりも明るい」
センバツ高校野球、北海道地区代表の東海大札幌は10年ぶり7度目の大舞台です。
遠藤愛義 監督
「元気がいい。明るくて前向きな子が非常に多いので、そこを全面に出していければ一番いいなと」
守り勝つ野球をベースに勝ち抜いた去年秋の全道大会。
チームの2枚看板の1人、『左のエース』矢吹太寛投手。
最速144キロのストレートに制球力を併せ持ち、秋は4試合で24個の三振を奪いました。
一方、『右のエース』は高橋英汰投手。
緩急を使ったピッチングが最大の武器で、秋は16イニングを投げわずか1失点。
前年のリベンジを果たした北海との決勝でも、左右のエースがスコアボードを“ゼロ”で埋めました。
『右のエース』高橋英汰投手(2年)
「ライバルとして常にやってきたので、もちろん負けたくない」
『左のエース』矢吹太寛(たお)投手(2年)
「高橋と2人で1試合投げ抜いて、2人で1勝を目標にやっている」
チームとして前回のセンバツ出場は2015年の春。
以前の学校名『東海大四』として甲子園に旋風を巻き起こし、北海道勢52年ぶりの決勝進出。全国準優勝に輝きました。
あれから10年。
『東海大札幌』の名前では初めてつかんだセンバツの舞台。
先輩たちが、あと一歩届かなかった全国制覇の夢を叶えに行きます。
『右のエース』高橋英汰投手(2年)
「とてもワクワクしている。甲子園で自分のピッチングをしたい」
『左のエース』矢吹太寛投手(2年)
「Wエースと言われているので、高橋と2人で1試合投げ抜いて、チームを勢いづけられるようなピッチングをしたい」
東海大札幌は大会6日目の23日、第1試合で日本航空石川 と対戦します。