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【全国高校ラグビー】「僕たちは2勝できなかった、今の山の手ならできる」偉大なOBリーチ・マイケルの“エール”を胸に初の3回戦進出とシード校撃破へ 札幌山の手高校

2024年12月21日(土) 11時45分 更新

27日に開幕する全国高校ラグビー。代表校51校が“聖地”花園ラグビー場に集結し、屈強なラガーマンたちによる熱い戦いが始まろうとしています。

22回目の全国大会を決めた札幌山の手高校ラグビー部
南北海道代表として出場を決めた札幌山の手高校は、大会初日に宮崎県代表の高鍋高校と対戦します。

組み合わせ抽選会での古谷飛翔主将
・札幌山の手高校 古谷飛翔主将
「本大会は花園ベスト8を目指します。絶対にシード校に勝ちたいと思います」

意気込みを語る古谷飛翔主将
札幌山の手高校は2000年度に全国高校ラグビーに初出場し、今回で22回目。

南北海道大会での札幌山の手高校ラグビー部
全国大会の常連になっていますが、これまで3回戦以上には進んだことがありません。

南北海道大会での札幌山の手高校ラグビー部
初の3回戦進出とシード校撃破へ。

悲願達成にむけて、日本ラグビーの歴史を刻んできた偉大なOBが、チームを後押しするエールを送っています。

・リーチ マイケル選手
「とにかく2勝してほしい。これまで山の手が成し遂げたことのない“歴史”を作ってほしい」

12月上旬、札幌市を訪れていたのは、札幌山の手高校ラグビー部OBのリーチ・マイケル選手です。

札幌市で母校にエールを送ったリーチ・マイケル選手
日本代表の主将として、W杯で南アフリカやアイルランドを撃破し、“日本ラグビーの象徴”とも称されるリーチ・マイケル選手。

ラグビー選手としての基礎を山の手高校で学んだといいます。

・リーチ マイケル選手
「北海道では雪が降ると練習できないから、どうやって強くなるか考えるじゃないですか。校内を走ったり、柔道やったり、いまある環境の中でどうやって強くなるかを山の手高校で学びました」

札幌市で母校にエールを送ったリーチ・マイケル選手
北海道からもっと多くのプロラグビー選手が出てきて欲しいと語るリーチ選手。

そのためにも、母校の活躍に注目と期待を寄せています。

・リーチ マイケル選手
「僕たちは花園で2勝できなかった。今の山の手ならそれができると思う。“山の手魂”を見せつけてきて欲しい」

札幌市で母校にエールを送ったリーチ・マイケル選手
悲願の3回戦進出へ。札幌山の手高校の戦いが始まります。

【全国高校ラグビー】北海道勢の初戦日時
大会初日27日
午後1時25分
・札幌山の手(南北海道)×高鍋(宮崎)

午後2時50分
・遠軽(北北海道)×明和県央(群馬)

北海道ニュース24