クロマグロ北海道内漁獲枠…来年度1.4倍に、30キロ未満の小型も初の増枠 資源量は増加傾向
2024年12月09日(月) 12時03分 更新
太平洋クロマグロの来年度の漁獲枠が発表され、北海道は、小型が初の増枠になったほか、大型は1.4倍に増えることになりました。
水産庁によりますと、来年度、北海道に割り当てられたクロマグロの漁獲枠は、30キロ未満の小型が今年度の1.1倍の142トン。大型は1.4倍の446.5トンです。
クロマグロは高級寿司ネタとしても人気が高く、太平洋のクロマグロは乱獲の影響で、2015年から国際的な漁獲規制が設けられていました。
しかし、近年、資源量は増加傾向で７月には、日本の漁獲枠を増やすことで暫定合意していました。
増枠について、小型マグロが中心の松前町では歓迎の声がある一方で「一本釣りは、割り当てが少ない」と受け止めは複雑です。