特急列車の車内をうろつく不審な行動⇒近づいた車掌に対し胸を押し…暴行容疑で41歳の女を逮捕「駅員が近づいてきたので」北海道・JR函館線
2025年04月11日(金) 08時26分 更新

10日午後、JR函館線の長万部駅と八雲駅間を走行中の特急列車の車内で、車掌に対し胸を押す暴行を加えたとして、乗客の41歳の女が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、住所・職業いずれも自称の、札幌市豊平区に住む41歳の無職の女です。
女は、10日午後1時半ごろ、札幌発函館行きの特急北斗10号(8両編成)の車内で、39歳の男性の車掌に対し胸を両手で押す暴行を加えた疑いが持たれています。
車掌にけがはありません。
通報を受けた警察が、次の停車駅の八雲駅で女を現行犯逮捕しました。
取り調べに対し、41歳の無職の女は「駅員が近づいて来たので押しました」と話し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、当時、女は車内の通路を行ったり来たりを繰り返す不審な行動をしていたため、車掌が女に近づいたところ、犯行に及んだということです。
警察は、当時の状況を詳しく調べています。JR北海道本社
JR北海道によりますと、この影響で特急列車は八雲駅に約40分間停車し、この列車ともう1本の特急列車に35分から46分の遅れが生じ、約300人の乗客に影響が出ました。JR函館線を走る特急北斗(資料)