「生活が苦しかった」病院の病室に忍び込み、枕元にあった財布盗んだ72歳女逮捕　防犯カメラには、犯行前に病室内を確認している姿も　北海道函館市

2024年08月01日(木) 16時45分 更新

窃盗の疑いで72歳女を逮捕した函館中央警察署

　１日、北海道函館市にある病院の病室で、現金約9000円などが入った財布を盗んだとして、函館市に住む72歳の無職の女が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、函館市湯川町１丁目に住む72歳の無職の女です。

警察によりますと、６月17日午後０時ごろ、函館市内にある病院の病室に忍び込み、ベッドの枕元に置いてあった、現金8688円や運転免許証などが入った財布を盗んだ疑いがもたれています。

被害にあった50代の男性から警察に通報があり、事件が発覚しました。

警察によりますと、病院内の防犯カメラには、女が犯行当時、廊下から病室内をじっと見つめているようすが映っていて、病室に人がいないことを確認した上で、犯行に及んだとみられています。

警察の調べに対し、女は「私がやりました」と容疑を認め、「生活が苦しかった」などと話しているということです。

警察は、余罪を調べています。