駐屯地内で同僚と口論、殴って全治1か月の大けがをさせる 40代3等陸曹の男性自衛官を停職3か月 陸上自衛隊北千歳駐屯地
2025年03月14日(金) 11時54分 更新

2023年7月、北海道千歳市にある陸上自衛隊北千歳駐屯地で、同僚を殴ってけがをさせたとして、40代の3等陸曹が停職3か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、北千歳駐屯地に所属する訓練評価支援隊の40代の3等陸曹の男性自衛官です。
陸上自衛隊によりますと、3等陸曹は2023年7月、駐屯地内で同僚の自衛官に対し、殴るなどの暴行を加え、全治1か月の大けがをさせたとして、14日付けで停職3か月の懲戒処分を受けました。
当時は勤務時間外で、3等陸曹は何らかの理由で同僚と口論になると、暴行に及んだということです。
暴行の様子を目撃した別の自衛官が上司に報告し、事案が発覚しました。
上司からの聞き取りに対し、3等陸曹は反省の意思を示していて、処分が明けたら勤務を継続するということです。
訓練評価支援隊長の中村和志1等陸佐は「今回このような事案が発生したことは誠に残念です。判明した事実に基づき、厳正に処分をいたしました。引き続き隊員指導の徹底をはかります」とコメントしています。