“多頭飼育崩壊”脱走した野犬が養鶏場の鶏を襲い208羽が死ぬ 野犬を取り押さえた男性は腕を噛まれ負傷 元の飼い主の男性(76)「申し訳なかった」
2025年02月20日(木) 10時47分 更新
1月、北海道網走市の養鶏場が野犬に襲われ、208羽の鶏が死んでいたことがわかりました。
野犬は、多頭飼育をしていた佐呂間町の牧場から逃げ出した犬でした。多頭飼育崩壊で脱走した犬
佐呂間町役場によりますと、1月下旬、網走市の養鶏場が野犬に襲われ、鶏208羽が死にました。野犬に襲われた養鶏場(北海道網走市)
また、網走市役所によりますと、経営者の男性が野犬を取り押さえた際、腕を噛まれてけがをしました
。
この野犬は、首輪の番号などから、2023年に200匹以上の多頭飼育が問題となった、佐呂間町の牧場から逃げた出した犬とわかりました。引き取られた犬が飼育されている牧場(北海道佐呂間町)
犬を飼っていた佐呂間町の男性(76)
「申し訳なかったと思っている。捕まえてくれて感謝している」犬を引き取った佐呂間町の男性
野犬を引き取った元の飼い主の男性は「養鶏場側に弁償をしたい」と話しています。