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高齢者を中心に反対の声が上がる札幌市の『敬老パス』見直し 高齢者らの団体が制度の存続と拡充を求める署名を提出

2024年12月25日(水) 17時09分 更新

札幌市が制度の見直しをすすめる「敬老パス」。25日、高齢者らの団体が敬老パスの存続を求める署名を提出しました。

「5万5182筆の署名を添えて要請を行います」

高齢者を中心とする『札幌敬老パスを守る連絡会』は、25日、札幌市に制度の存続と拡充を求める署名を提出しました。

署名は25日までに、5万5182筆に達しています。






敬老パスをめぐっては、札幌市が去年11月、アプリを使ったポイント制への移行など、新たな制度案を発表。

これに対し、高齢者を中心に反対の声が上がり、札幌市は修正案として当面の間は制度を存続させる一方で、対象を70歳から75歳に引き上げ、上限額を7万円から4万円に引き下げることなどを発表しました。





札幌敬老パスを守る連絡会 三浦誠一共同代表
「75歳からというのは敬老パスとして、意味が薄れるのではないか」



連絡会は、敬老パスの対象をJRやタクシーに広げるなどサービスの拡充も求めています。



札幌市は、1月20日までホームページなどで市民の意見を募っていて、2025年の市議会で修正案を審議する予定です。

北海道ニュース24