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児童ポルノの動画データを所持 30代の航空自衛官を20日間の停職処分 千歳基地第2航空団

2025年02月04日(火) 13時55分 更新

30代の3等空曹に対する懲戒処分を発表した千歳基地第2航空団(北海道千歳市)
30代の3等空曹に対する懲戒処分を発表した千歳基地第2航空団(北海道千歳市)

 2023年10月、北海道千歳市にある航空自衛隊千歳基地所属の30代の自衛官が、児童ポルノの動画データを所持していたとして、停職20日間の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、千歳基地第2航空団整備補給群車両器材隊に所属する30代の3等空曹です。

航空自衛隊によりますと、3等空曹は、2023年10月24日、自分の性的欲求を満たす目的で、児童ポルノに該当する情報が記録された動画データやハードディスクを所持していたとして、警察から事情聴取、家宅捜索を受けました。

その後、2023年12月下旬、3等空曹は罰金30万円の支払い命令を受けたということです。

航空自衛隊は、2月4日付で、3等空曹を停職20日間の懲戒処分としました。

第2航空団司令兼千歳基地司令の田中信隆空将補は「隊員が本事案を生起させたことは誠に遺憾であります。今後さらなる規律維持に努め、このような服務規律違反を再び生起させることがないよう、教育指導に務めていく所存です」とコメントしています。

北海道ニュース24