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「おまえらの仕事だ!俺が市議と知らないのか?」77歳の市議会議員、ごみ処理場で分別求めた職員を“威圧”…その後もルール守らず迷惑行為、厳重注意で謝罪するも「怒鳴りまくって、威張っていたというわけではなかった」 北海道北見市

2024年07月27日(土) 14時08分 更新

“威圧的な発言”で、北見市議会から厳重注意を受けた西垣内義章・議員77歳(北見市HPより)
“威圧的な発言”で、北見市議会から厳重注意を受けた西垣内義章・議員77歳(北見市HPより)

 22日午前、北海道北見市のごみ処理場で、77歳の市議が分別のルールを守らず、職員に対し「俺が市議と知らないのか?」などの威圧的な発言や迷惑行為を続け、議会から厳重注意を受けていたことがわかりました。

 厳重注意を受けたのは、北見市議会の西垣内義章(にしがきうち・よしあき)議員77歳です。

 関係者によりますと、西垣内市議は22日午前、不要になった家財道具や衣類を処理するため、ライトバンに積んで、北見市のごみ処理場=クリーンライフセンターに持ち込みました。

北見市クリーンライフセンター
 センターでは、持ち込みのごみについて、事前に分別するよう定めていますが、西垣内市議は分別しておらず、ルールを守るよう職員に求められると「おまえらの仕事だ!俺が市議と知らないのか?」などの威圧的な発言をしました。

威圧的な発言後、後続の車の妨げになる場所で分別の迷惑行為
 その後、現地で分別を始めたものの、後続の車の妨げになる場所だったため、ルールを守っていた人が待たされることになったということです。

西垣内市議の事務所
 市議会はセンターの職員への発言について、パワーハラスメントにあたるとして、26日付けで厳重注意し、西垣内市議は議長らに謝罪しました。

西垣内市議は謝罪するも「怒鳴りまくって、威張っていたというわけではなかった」
 西垣内市議は27日午前、取材に対し「怒鳴りまくって、威張っていたというわけではなかった。お騒がせしたので、対応に駆け付けた市の職員に名刺を渡して『こういう者だ』と伝えた。センターの所長にも『申し訳なかった』と謝罪した」と応えています。