すすきので車を放置し過ぎた28歳男「ステッカーを貼られすぎて…」約70回の違法駐車、105万円以上の反則金滞納か
2025年03月10日(月) 14時51分 更新

2月、札幌市のススキノ付近で、駐車禁止区域に乗用車を停め、車を放置したとして28歳の会社員の男が逮捕されました。
逮捕容疑について男は「ステッカーを貼られすぎて、どの時の違反のことを言っているのかわからない」などと話しているということです。
道路交通法違反(放置駐車)の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区南9条西8丁目に住む28歳の会社員の男です。
男は、2月28日午後1時18分から1時29分までの11分間、札幌市中央区南7条西4丁目の路上で、駐車禁止区域にもかかわらず、乗用車を停めて車両を離れ、駐車した疑いがもたれています。
警察によりますと、ススキノ付近で駐車禁止の反則金を長く滞納しているものがいることがわかり、内偵捜査を進め、今回の男の逮捕に至りました。
男が乗っていた車は、2024年夏ごろから今年2月にかけて、ススキノ付近で約70回に渡って違法に駐車されていることが確認されていて、そのうち少なくとも3回はこの男が運転していたということです。
警察は運転していた人物が誰かにかかわらず、車検上の車の所有者である男が反則金を支払う義務があるとしています。
男は1回1万5000円、少なくとも105万円の反則金を滞納しているということです。
警察は車検の情報から、男に電話したり、郵便で督促状を送ったりしていましたが、男とは連絡がつきませんでした。
取り調べに対し、男は違法駐車をしたことは認めたうえで、「ステッカー(放置車両確認標章)を貼られすぎて、どの時の違反のことを言っているのかわからない」などと話しているということです。
警察は引き続き経緯などを詳しく調べています。