【大雪情報】24時間で70センチ太平洋東部で“ドカ雪”予想、日本海側も60センチ、札幌市街地は朝までに5~10センチ 交通障害に警戒を《全国の週間予報》
2025年02月03日(月) 18時11分 更新
日本海にある発達する低気圧の影響で、4日以降、北海道内は大荒れの天気となります。4日朝にかけては低気圧に向かって湿った空気が流れ込み、十勝地方を中心に湿ったドカ雪となる見込みです。
■4日夕方までの24時間予想降雪量
・太平洋側東部の多い所…70センチ
・日本海側南部…60センチ
そのほかも多い所で50センチの大雪のおそれがあります。
■札幌の4日朝までの12時間予想降雪量
・市街地…5~10センチ
・札幌市南区の山沿い…20センチ前後
■風の見通し
・最大瞬間風速35メートル
・4日暴風雪警報が出る可能性が高いのは、宗谷、檜山、後志、渡島西部、空知(深川市)
沿岸部では波浪警報も出される見込みです。低気圧の発達の程度によってはさらに警報の範囲が広がる可能性もあります。
今後、十勝など太平洋側東部の雪は、4日夕方以降は広くやみますが、日本海側を中心とした荒れた天気は6日木曜日ごろまで続く見込みです。
大雪や猛吹雪による交通障害に警戒するとともに、各地で湿った雪となるため、電線着雪による停電にも注意が必要です。スマートフォンの充電や電気がなくても暖をとれる準備をしておくと安心です。
◇HBCウェザーセンター:篠田勇弥気象予報士