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配達先から受け取った代金など1万4000円余り横領「紛失した」と虚偽報告も社内調査で判明 30代男性社員「ギャンブルに使うため」懲戒解雇 日本郵便
2024年07月30日(火) 17時12分 更新
日本郵便北海道支社
今年5月、札幌市北区にある郵便局で、30代の契約社員の男性が、集配業務中に配達先から受け取った代金など1万4000円余りを横領したとして、懲戒解雇されました。
懲戒解雇されたのは、札幌北区新琴似にある札幌北郵便局に勤める30代の契約社員の男性です。
日本郵便北海道支社によりますと、男性社員は集配業務にあたっていた5月29日、用意した釣り銭1万円と、配達先から受け取った代金引換金4205円の合わせて1万4205円を横領しました。
男性社員は、当初、勤務先の札幌北郵便局に受け取った金などを紛失したと報告していましたが、その後、社内調査の結果、男が横領していたことが判明しました。
社内調査に対し、男性社員は「ギャンブルに使うためだった」などと横領したことを認め、全額を返金したということです。
日本郵便北海道支社は、6月4日に警察に相談し、告訴するかどうか未定だということです。
日本郵便北海道支社の浄土英二支店長は「必要かつ適切な再発防止策を講じるとともに、コンプライアンス指導の徹底に努める」とコメントしています。