暴力団員であることを隠してアプリに登録し、プリペイドカードを発行させるなどした詐欺事件 所属先の暴力団事務所を北海道警が家宅捜索
2024年11月13日(水) 17時54分 更新
札幌市の暴力団員の男が、身分を偽って、資金移動業者が提供するサービスのアプリに登録した詐欺事件で、警察は、この暴力団員が所属する組事務所を家宅捜索しました。
金子将也記者
「午後1時半です。捜査員たちが暴力団事務所に家宅捜索に入っていきます」
六代目山口組茶谷政一家組員の佐藤泰史容疑者46歳は、暴力団員であることを隠して、東京の資金移動業者が提供するサービスのアプリに登録し、プリペイドカードを発行させるなどした詐欺の疑いで、今月11日に逮捕されました。
これを受けて警察は、13日、佐藤容疑者が所属する組事務所を家宅捜索しました。
取り調べに対し佐藤容疑者は、「申請時に規約は読んでいない」と供述しているということで、警察は、裏付け捜査を進めています。