隣人女性の首に傘を押し当て、殺人未遂罪で起訴された56歳男「間違いない」起訴内容認める 女性は意識戻らず寝たきり状態 釧路地裁
2025年01月20日(月) 16時46分 更新
去年、北海道釧路市で、隣の家に住む50代の女性を殺害しようとした罪に問われた男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。
釧路市の無職、中塚武俊被告(56)は去年4月、隣の家に住む当時54歳の女性の首に、傘を強く押し当て圧迫するなどして殺害しようとした罪に問われています。
釧路地裁で開かれた20日の初公判で、中塚被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察は、女性は今も寝たきりで意識が戻らない状態だとした上で「殺意が強く動機にくむべき事情はない」と指摘。
一方、弁護側は中塚被告にこれまで前科前歴がなく、争いを好まない性格であるとして情状酌量を求めました。
21日は、被告人質問などが行われる予定です。