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【利尻山バックカントリー雪崩3人死傷】ツアー主催会社社長と男性ガイドを業務上過失致死傷容疑で書類送検 北海道警

2025年02月05日(水) 15時00分 更新

北海道利尻山(標高1721m)
北海道利尻山(標高1721m)

 去年3月、北海道の利尻山で、バックカントリーのツアーに参加した7人が雪崩に巻き込まれ3人が死傷した事故で、北海道警は4日、ツアー主催会社の社長と男性ガイドを業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは、ツアー主催会社の50代の男性社長と30代の男性ガイドです。

2人は、去年3月、利尻山のバックカントリーツアーで、気象状況などから雪崩が発生する危険を予測できたのにもかかわらず、ツアーの中止やコース変更などの安全管理を怠り、ツアー参加の帯広市の女性(当時44)を死亡させ、2人にけがをさせた疑いが持たれています。

この事故では、利尻山の利尻富士町側のバックカントリーで雪崩が発生、ツアーグループの7人が巻き込まれました。

バックカントリーツアーの事故をめぐる業務上過失致死傷での立件は、全国的に極めて珍しいということです。

北海道ニュース24