「胸の付近を刺された」離婚後も同居とみて捜査、20代の元夫を包丁で…元夫が自ら通報、その場で逮捕の29歳のアルバイトの女「間違いありません。生活費に関することでもめて刺した」 札幌市豊平区

2024年08月12日(月) 07時59分 更新

殺人未遂事件として捜査している札幌豊平警察署

　12日未明、札幌市豊平区の住宅で、20代の元夫の胸を包丁で突き刺し、殺害しようとしたとして、29歳の女が逮捕されました。

　殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区中の島のアルバイト従業員、中村ひかる容疑者29歳です。
　中村容疑者は12日午前１時10分ごろ、札幌市豊平区の20代の元夫宅で、元夫の胸を包丁で突き刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。
　元夫は搬送時、会話ができる状態でした。
　警察によりますと、２人は離婚後も同居していたとみられ、生活費などをめぐり、口論になると、中村容疑者がカッとなり、犯行に及んだとみられています。
　元夫が自ら「胸の付近を刺された」と通報、駆け付けた警察官が調べをすすめ、その場で中村容疑者を逮捕しました。
　元夫婦に子どもがいるのかはわかっていませんが、当時、現場の住宅には２人だけでした。
　取り調べに対し、中村容疑者は「間違いありません。生活費に関することでもめて刺した」などと話し、容疑を認めているということです。
　警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。