すしなど食べた客ら12人がノロウイルスの食中毒に…保健所が2日間の営業停止命じる 北海道興部町の飲食店
2025年02月09日(日) 13時21分 更新
北海道興部町の飲食店ですしなどを食べた客ら12人がノロウイルスによる食中毒となり、紋別保健所が9日まで2日間の営業停止を命じました。
食中毒があったのは、興部町の飲食店「味の賀寿当」です。
今月2日、この店のすしや持ち帰り弁当などを食べた26人のうち12人が、3日午前2時ごろから、下痢や腹痛、発熱といった症状を相次いで訴えました。
12人のうち6人は医療機関を受診しましたが、全員回復に向かっているということです。
食中毒の症状が現れた人や、調理に携わった従業員の便からノロウイルスが検出されたことなどを受け、紋別保健所はこの店が食中毒の原因施設と断定しました。
この店は6日から営業を自粛していましたが、紋別保健所は8日と9日の2日間の営業停止を命じ、消毒の徹底や、従業員に対する衛生教育などを指示しました。