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性的いじめ被害の男子児童 別の複合的ないじめを受けていた可能性「いじめ重大事態」として再調査へ 札幌市

2024年12月27日(金) 16時53分 更新

 3年前に性的ないじめを受けた札幌市の男子児童が、別の複合的ないじめを受けていた疑いがあるとして、小学校などが調査を始めることがわかりました。

札幌の小学校に通う男子児童は、3年前、同じスポーツ少年団にいた男子中学生から性的な被害を受け、札幌市教育委員会はいじめと認定していました。



母親によりますと、男子児童はこのほかに、去年、同級生に学校で首を絞められたほか、4年前には別の同級生やそのきょうだいに暴言を吐かれたり、2000円を脅し取られるなどされていました。

市の教育委員会は、これらの事案について複合的ないじめの疑いがあるとしていて、小学校などが「いじめ重大事態」として調査を始めるということです。









男子児童の母親
「(男子児童は)寝るときに眠れないという症状がずっと3年間続いているので、毎日眠りにつくということを一生懸命やらなければ眠れない」



また、母親は10月に公表された性的ないじめの調査結果について、調査開始のタイミングが遅れたことなどを改めて検証してほしいと再調査を申し立てていて、札幌市が再調査の必要性について検討を始めています。

北海道ニュース24