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自民党が公明党候補者支援へ 自民・高木宏寿元衆議は比例代表に「極めて乱暴。受け入れません」【次期衆院選・北海道3区】

2025年03月14日(金) 18時32分 更新

 次期衆院選の北海道3区で、自民党が公明党の候補者を支援する方針を決めたことについて、自民党の候補者だった高木宏寿氏が党の方針を受け入れない姿勢を明らかにしました。

自民党 高木宏寿 元衆院議員
「極めて乱暴。非常に繊細な課題・問題にも関わらず、丁寧さを完全に欠いている」



怒りの声を上げたのは、去年の衆院選で北海道3区から出馬し、落選した自民党の高木宏寿元衆議院議員です。

自民党はこれまで北海道10区で、公明党の稲津久氏を支援していましたが、去年の衆院選で稲津氏が落選したため、両党が次の選挙への対応を協議していました。



その後、自民党は北海道3区に独自候補を擁立せず公明党の候補者を支援し、高木氏を比例代表にまわす方針を固めました。



自民党 高木宏寿 元衆院議員
「(党方針を)私は受け入れません。3区の各区連、私を応援してくれている人たち、そして党員党友の皆さんが許さない」



一方、自民党道連の中村裕之会長は、14日午後3時半すぎに新千歳空港でHBCの取材に応じました。

自民党道連 中村裕之会長
「自公の連携でお互いに協力していくことが必要なので、その重要さをよくお話をして説得する形になるかと思う」



石破政権の雲行きが怪しくなる中、北海道内の自民党からも不協和音が生じています。

北海道ニュース24