北海道知床観光船沈没事故から3年 地元の斜里町には献花に訪れる人の姿「この日を忘れないようにしていきたい」追悼式典は23日午後
2025年04月23日(水) 12時06分 更新
北海道知床半島沖で観光船が沈没した事故から23日で3年となり、地元の斜里町には多くの人が献花に訪れています。
追悼式典が行われる斜里町ウトロの会場では、朝から多くの人たちが犠牲者に祈りを捧げました。
斜里町ウトロ在住 杉浦登市さん
「日にちが過ぎるたびに、忘れないようにしていきたい。今はそう思っています」
この事故は、2022年4月23日、知床半島沖で観光船「KAZUⅠ」が沈没し20人が死亡、6人が行方不明になったものです。
事故を巡っては、運航会社社長の桂田精一被告が業務上過失致死の罪で、2024年10月に起訴され、また、乗客家族らが桂田被告らに損害賠償を求め提訴しています。
追悼式典は午後1時からで、乗客家族らが出席する予定です。