札幌市営地下鉄の駅で列車が約40メートル通り過ぎて停車 自動運転中に機器の故障を検知 手動でブレーキかけるも間に合わず
2024年11月03日(日) 14時50分 更新
3日午前、札幌市営地下鉄の南郷7丁目駅で、自動走行中の列車が正規の停止位置を約40メートル通り過ぎました。
停車する直前に機器が何らかの故障を検知していたということです。
札幌市交通局によりますと、3日午前10時半すぎ、東西線の南郷7丁目駅で、自動運転で走行していた新さっぽろ駅発・宮の沢駅行きの列車が、正規の停止位置を約40メートル過ぎて停車しました。
通常は、ドアの開閉以外はすべて自動運転ですが、停止位置を過ぎる前に機器が故障を検知したため、運転手が手動でブレーキをかけましたが間に合わなかったということです。
これにより7両編成のうち、前方2両がホームからはみ出しましたがドアは開かず、けが人はいません。
その後、運転手が手動運転で本来の停止位置まで列車を戻し、約5分遅れで運転を再開しました。
札幌市交通局は、車両交換を行い、機器が故障を検知した原因を調査しています。