「市政のかじ取り役として肉体的な限界を実感…」北海道苫小牧市の岩倉博文市長が辞職へ 去年11月以降、入退院繰り返す
2024年10月29日(火) 17時47分 更新
体調不良などを理由に28日退職届を提出した、北海道苫小牧市の岩倉博文市長が会見を開き、辞職することを正式に表明しました。
苫小牧市 岩倉博文 市長(74)
「市政のかじ取り役として肉体的な限界を実感し、これ以上皆さんにご心配ご迷惑をおかけするわけにはいかない」
29日午前、車いすで記者会見に臨んだ岩倉市長は 、無念さをにじませながら辞職の理由を説明しました。
岩倉市長は2006年の市長選で初当選し現在5期目。
去年11月、出張先の韓国で倒れて以降、体調が優れず入退院を繰り返していました。
28日岩倉市長から市議会に退職届が提出され市の選挙管理委員会は、辞職に伴う次の市長選について12月1日告示、8日投開票の日程で行うことを決めました。