「SDGs北海道から未来へ」
HBCは1951年の創立以来、放送を通して変わりゆく時代と北海道に生きる人々の営みを伝えてきました。
今、北海道は多くの課題を抱えています。
全国最速といわれる人口減少、少子高齢化、地球温暖化による環境問題、そしてコロナ禍による暮らしへの影響…。
HBCはこれからも地域の課題を取り上げ、その解決に向けてみなさんとともに考え、行動してゆきます。
北海道、そして世界中に広がる素晴らしい自然、豊かな食、穏やかな暮らしがいつまでも続き、未来をより良くするために。
北海道から未来へ。HBCはSDGsが掲げる17のゴールに向けて、地域とともに歩みを進めます。
- 1
生活者に伝える、動かす、ともに考える
・ニュースや番組、イベント等でSDGsに関する情報を発信
・自治体や大学、企業等と連携したイベント、キャンペーンを実施
- 2
挑戦する人・団体と連携する
・社会課題解決企業、教育機関等、さまざまな団体とのアライアンスの推進
- 3
自らが変わる
・自社サステナビリティの向上
「SDG メディア・コンパクト」に参加
より良い未来のためにメディアを活用しSDGs普及・啓発活動
HBCは、2021年1月26日にSDGメディア・コンパクトへの参加合意書に署名し、国連に承認されました。
「SDGメディア・コンパクト」は、世界中の報道機関とエンターテインメント企業に対し、その資源と創造的才能をSDGs達成のために活用するよう促すことを目的としています。
HBCは、地域メディアとして、SDGsを達成するために積極的に取り組んでいきます。
あぐり王国北海道NEXT
全道各地を駆け巡り、農業の仕組みや食の安心、安全を守る生産者の努力を伝えています。「命をいただく尊さ」も家族とともに考えられる情報番組です。子供から大人まで、食と農の大切さをお届けします。
高校生によるアイデアコンテスト「SDGs QUEST みらい甲子園」北海道大会
北海道放送はSDGsの普及に向けた取り組みの一環として、「SDGs Quest みらい甲子園」北海道大会を朝日新聞社・札幌市と共催します。高校生がチームを組み、SDGs達成に向けて「SDGsアクションアイデア」を発表するアイデアコンテストです。
HBCカップジャンプ
1956年から63回の歴史をもつHBC主催のスキージャンプ大会です。古くは、札幌冬季五輪「日の丸飛行隊」の笠谷幸生選手や原田雅彦選手、高梨沙羅選手らが、この大会での活躍を足がかりに世界へはばたきました。北国の文化に根差しているウインタースポーツの価値を将来に向けて伝えていきます。
HBCラジオ「北海道農業 応援スペシャル」
「安全で安心な食」を支える北海道農業の価値を見つめ、持続可能な農業や豊かな地域社会づくりを促進しようとHBCラジオが2015年から毎年取り組んでいます。担い手の育成や食品ロスの削減など、幅広い視点から持続可能な食料の生産とフードシステムの構築をリスナーとともに考えます。
HBCテレビ「戦後75年 北海道と戦争」
戦後75年。300万人以上の日本人の犠牲者が出た第2次世界大戦。北海道でも多くの人が命を落としました。戦争体験者が高齢化を迎え、戦争を語り継ぐことが難しくなっている今こそ、改めて戦争の悲惨さ、平和の大切さをメディアとして語り継いでいきます。
HBCテレビ「SDGs北海道から未来へ×若手記者が伝える戦後76年」
戦後76年。SDGsがかかげる平和を考えるとき、その対極にある戦争の悲惨さや実相を知ることが深い考察を与えてくれます。次の世代に戦争を語り継ぐことを考えたとき、重要な役割を担うのは若い世代です。HBCの報道部に配属となって3年以内の20代の若手記者が「1人称」で「戦後76年」のいまをお伝えします。
「海と日本プロジェクト」海洋ごみ削減・海の多様性を守るキャンペーン
海に囲まれた日本でも、北海道は唯一3つの海に囲まれた都道府県です。豊富な水産資源に支えられ、昆布やニシン等の漁業と北前船などの海運が発達し、北海道の発展に寄与してきました。冬には流氷の魅力もあります。そんな北海道の海の今を伝えることで、海と共生する大切さを呼び起こすことを目的に活動しています。
北海道3大かわいいプロジェクト
北海道にしか生息していない、かわいい動物たち。美しくも厳しい冬に命を長らえる動物たちには魅力がいっぱいです。北海道で「3大かわいい動物ってなんだろう?」というテーマをきっかけに北海道の動物や自然の魅力を発信しています。
「北海道防災チャンネル」WEBサイト
HBCに所属する気象予報士・防災士が災害・防災をテーマに日々の暮らしの中に役立つ情報をわかりやすく発信しています。北海道で起こりうる災害に対して、どんな取り組みが必要なのか、どんな備えや準備が必要なのか、様々な形で紹介しています。
HBC少年少女合唱団
北海道の文化に貢献する優秀な合唱団の育成を目指し1965年に結成されました。それ以来、半世紀にわたって小中高生たちが国内外のアーティストとの共演、オペラへの出演などの多岐にわたる活動を展開しています。2018年には全日本合唱コンクール全国大会大学職場一般部門で金賞を受賞しました。
HBCジュニアオーケストラ
1964年設立。幅広いコンサート活動や優れた演奏家を数多く輩出していることなどが評価され、北海道文化賞や札幌市民芸術祭奨励賞、地域文化功労者表彰(文化庁)などを受賞しています。海外公演もこれまでに6回実施。2018年3月にはオーストリアのウィーンを訪問し、ウィーン楽友協会などで演奏を披露しました。
北海学園大学との連携
札幌の北海学園大学の学生・教員とHBCが立場や世代を超えて相互に協力して議論を重ね、アイデアを出し合い、地域社会の発展と人材育成、教育研究の向上、地域メディアの発展を推進することを目的としています。
新社屋スタジオ照明のLED化と地域冷暖房の採用
2020年に移転した新社屋はスタジオ照明を全てLED化し、電力消費量を従来の15分の1に削減しました。また、木質バイオマスなど地域由来のローカルエネルギーを使った北海道熱供給公社の地域冷暖房を採用。温暖化ガス排出の削減に取り組んでいます。
ペーパーレス化の推進
2019年度に業務用パソコンをデスクトップ型からノート型に変更。ビジネスグループウェアサービスの利用促進を図り、全社的なペーパーレス化を推進しています。
啓発運動のカラーライトアップ
ピンクリボン運動、新型コロナウイルスの感染リスクと向き合う医療関係者等への感謝など、様々な啓発活動やムーブメントを支援するため、各種ライトアップを行います。
働きやすい会社づくり
●育児休暇の取得促進
子育ての両立支援に取り組んでいます。産休に加え育休を希望する社員は最大100日の有給休暇が取得できます。育児時短勤務も導入しています。
●企業保育園との連携
子どもを保育園に入れられないために職場復帰できない…。「待機児童問題」を解消すべく社員の子どもが入園できるよう保育施設と利用契約を結んでいます。
●女性が活躍する職場
過去5年間の女性採用比率はキャリア採用も含め50.0%です。(2024年10月現在)
また、20代30代社員の44.3%が女性です。(2024年10月現在)
SDGsについて
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月の国連サミットで採択された国際社会共通の目標です。
2030年までに達成すべき、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として、17の大きな目標(Goals)と169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国だけでなく、先進国自身が取り組む普遍的なものです。
国や行政機関だけでなく、企業、そして個人の取り組みが重要です。